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ダイヤモンド輝きは指輪のサイドビューで決まる!

指輪の横からの見た目「サイドビュー」の重要性について紹介しています。ここでは、サイドビューの良い指輪を選ぶために大切なセッティングの種類、ダイヤモンドをより輝かせるポイントについてまとめているので、ぜひ参考にしてください。

サイドビューにも要チェック

ブランドによっては台座(ダイヤモンドを留めている部分)にデザイン性がなく、ただ単にくっついているだけの感じになっている指輪があります。それでは正面以外からみたときに、ダイヤの輝きが十分に発揮されません。高い買い物であり一生身につけるものということを考えると、上から見えるデザインだけではなく、サイドビューもしっかりこだわることが大切です。

ここではサイドビューが美しく見えると言われる「ダイヤモンドの爪の留め方(ダイヤモンドをセッティングする箇所)」や、セッティングの種類についてまとめていますので、ぜひチェックしてください。

サイドビューは爪の留め方によって左右される

サイドビューとは、指輪を正面からではなく、横や斜めなどの角度からの見え方のこと。ブライダルリングのアドバイザーの間では、「上(正面)からだけでなく、いろいろな角度から確認すること」は常識だそうです。
サイドビューの見た目は、ダイヤモンドのセッティング(爪の留め方)で大きく左右されます。セッティングには「爪あり」と「爪なし」の2種類が存在。爪ありは、ジュエリー製作で使用する貴金属「地金(じきん)」で爪を作り、ダイヤモンドを浮かしてセッティングする方法。光を多く取り込むことができるのが特徴です。爪なしはリングを掘ってダイヤモンドを埋め込むセッティング方法。ダイヤモンドが表に飛び出していないので、普段使いしやすい指輪です。
芸能人の結婚会見でよく見られるのが、「顔の横に手を掲げて指輪を披露するシーン」。ダイヤモンドが正面に輝き、指輪がもっともキレイに見えます。ただ日常生活において結婚会見の時のように指輪を正面からじっくり見られる機会はあまりありません。基本的に、横や斜めから見られることがほとんどでしょう。

セッティングの種類

ダイヤモンドを貴金属で固定することを「セッティング」といいます。セッティングには、爪を立たせたり埋め込んだりするなどさまざまな種類が存在。ここでは、「立て爪」「カテドラルセッティング」「伏せ込み」「ベゼルセッティング」「テンションセッティング」「はさみ留め」「レール留め」「堀り留め」というセッティングをご紹介しています。

  • 立て爪
    立て爪は、多くの方に選ばれているクラシックなスタイルです。ダイヤモンドをリングに埋め込まず、小さな爪で留めるのが特徴。四方から光を取り込むことができるので、ダイヤモンドの輝きを最大限に活かすことができます。爪の数は4本と6本が人気。爪の本数が多いほど、ダイヤモンドが安定。逆に爪が少なければ、輝きが増します。
  • カテドラルセッティング
    爪でダイヤモンドを留めたうえで、ダイヤモンドを高い位置で持ち上げるように両脇にスロープを作って支えるスタイル。スロープで支えることで、爪だけで留めるよりも安定したセッティングができます。立て爪タイプの指輪と同じく、光を多く取り込めるのがメリット。ダイヤの輝きを求める人におすすめのセッティング法です。
  • 伏せ込み
    ダイヤモンドのまわりをプラチナやゴールドなどの地金で囲いこみ、指輪のアーム(ダイヤモンドが留まっていない周りの部分)に穴を開けて、ダイヤモンドを埋め込んだセッティング方法です。出っ張りが低いので、日常生活でも身につけやすいのが特徴。「家事や仕事でも身につけたい」という人におすすめです。
  • ベゼルセッティング
    伏せ込みのようにプラチナやゴールドの地金でダイヤモンドを囲い込むスタイル。伏せ込みはアームに穴を開けますが、ベゼルセッティングはダイヤモンドを囲うための台を作って入れ込みます。爪なしですがダイヤモンドに高さを出せるのが魅力。爪ありのようにボリュームを出すことができ、華やかな印象になります。大きいダイヤモンドがとってもよく似合うセッティング方法です。
  • テンションセッティング
    地金の張る力を利用してダイヤモンドを留めるセッティング方法を「テンションセッティング」と言います。ダイヤモンドをアームの左右2箇所から挟むスタイルです。ダイヤモンドが宙に浮いているように見えるのが特徴。さまざまな角度から光が入るので、美しく輝きます。個性的な指輪を求める人に好まれるセッティングです。
  • はさみ留め
    アーム部分にダイヤモンドの形にあわせた溝を作り、ダイヤモンドを埋め込むセッティング方法を「はさみ留め」といいます。はさみ留めは、リングの幅がダイヤモンドの直径と同じぐらいの太さになるので、見た目に重厚感があるのが特徴。横から光をたくさん取り込めるので、サイドビューの美しさは抜群です。
  • レール留め
    「レール留め」は、2本ある地金の間にダイヤモンドを留めるセッティング方法です。高さや立体感の少ないデザインで、見た目が電車のレールのように見えるのが特徴。リング全体に途切れることなく、ダイヤモンドを留めているのが魅力のひとつです。「永遠の愛の象徴」という意味があるエタニティリングで、よく用いられています。
  • 彫り留め
    堀り留めは、地金に直接ダイヤモンドを埋め込むセッティングです。別名「ころし留め」「ドット留め」とも呼ばれています。ダイヤモンドの形にあわせて埋め込むので、ダイヤモンドの形をそのまま生かせるというのが特徴です。メインのダイヤモンドを引き立てる小さなダイヤ「脇石」を留めるときによく使われる方法になります。

サイドビューにも一工夫!さりげなく入った隠れデザイン

最近の指輪には、サイドビューにこだわったデザインが増えています。小さな宝石「メレダイヤ」を用いる・爪と爪の間に模様を入れる・色を入れる・爪をクロスさせるなどがその一例です。サイドビューを工夫することで、正面からの雰囲気とは違った表情になります。

そして、ハート・リボン・星・王冠などをモチーフにしたデザインが隠れて入っている指輪も登場。正面からではなく、横から見ないと分かりません。正面はエレガントで大人っぽい印象なのに、横から見るとハートや星がさりげなく隠されているのが、女性の心をくすぐります。婚約指輪・結婚指輪・エタニティリングなど指輪はあらゆる角度から楽しむ時代です。正面はもちろん、サイドビューにもこだわって指輪選びをしてみてください。

機能と見栄えのバランスが重要!横顔も要チェック

ここまで、指輪のセッティングの種類についてお伝えしてきました。留め方でダイヤモンドの輝き・使いやすさに違いが出ることが分かったことだと思います。

どんな大きさのダイヤモンドを選ぶのかで、留め方は変わりますし、ライフスタイルや使い方にあった形を選ぶことが大切。長く愛用するためには、強度や素材などの機能面・デザインや美しさなどの見た目のバランスがポイントです。
ダイヤモンドを最大限に輝かせるためには、光を取り込む量が多くなるようなセッティングを選びましょう。爪が高くダイヤモンドの露出が多い留め方がおすすめ。ダイヤモンドが覆われたり台座にはまっていると、ダイヤモンドに光が当たらず、輝きを失ってしまいますので注意してください。

また指輪は、周りの人はあなたの指輪を正面から見ることは少なく、横や斜めの角度から見ることが多いもの。購入するときは正面からだけでなく、横からどう見えるかを細かくチェックしてください。