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世界で一番美しいダイヤモンド~世界最高額のダイヤモンドの話

世界一のダイヤモンドとは?最大のダイヤモンドと最高額のダイヤモンド

センティナリーダイヤモンドの画像
世界最大のセンティナリー・ダイヤモンド

ダイヤモンドには色々な世界一があります。史上最大のダイヤモンド原石「カリナン」、世界最大の研磨済みダイヤモンド「ザ・ゴールデン・ジュビリー」、そして世界最高額のダイヤモンドと言われているのが「センティナリー・ダイヤモンド」です。

このセンティナリー・ダイヤモンドは、Dカラー・FL(フローレス)では世界最大(273ct)の研磨済みダイヤモンドで、何と保険会社の保険掛け金額が1億ドル(100,000,000$)であったというから驚きです。当時の為替レート、1ドル=125円で換算すると、なんと125億円にもなります!

ちなみに「センティナリー」にはラテン語で「100」の意味があり、1988年当時、ダイヤモンドの大企業として知られるデビアス社の100周年記念事業として研磨されたことから名づけられました。

ダイヤモンド史に名を刻むトルコウスキー一族の足跡

この世界最高額の「センティナリー・ダイヤモンド」と、545.67カラット(約109g)もある世界最大の「ザ・ゴールデン・ジュビリー」の研磨には、ともにある一族が参加しています。

それこそが、ダイヤモンドの歴史を語る上で欠かすことができない、ベルギーのトルコウスキー一族です。18世紀に初代のアブラハム・トルコウスキーがベルギーのアントワープで宝石業をはじめ、20世紀初頭には、ダイヤモンド研磨職人であり数学者でもあった四代目のマーセル・トルコウスキーが、史上最も美しいカットと言われるアイディアルラウンドブリリアントカットを発案し、宝石界に革命を起こしました。

その後もトルコウスキーの名はダイヤモンド界で重要な地位に立ち続け、センティナリー・ダイヤモンドとゴールデン・ジュビリーのプロジェクトチームには、後のエクセルコダイヤモンド創業者であり、当時若干20歳だった七代目のジャン・ポール・トルコウスキーが、デビアス社の研磨部門で最高責任者だった父の六代目ガブリエル・トルコウスキーとともに加わっています。

名門一族の系譜を継ぐカッティングブランド

4Cのうち唯一、人間の手によって価値が定められるのが「カット」です。トルコウスキー家は、このカット技術を追求することで、ダイヤモンドに輝きという真の価値を与え続けてきました。

ジャン・ポール・トルコウスキーが創設したダイヤモンドブランド・エクセルコ ダイヤモンドのカット工程は、熟練工が通常の4倍もの工程をかけ、全ての作業で正確性を保つための精密な検査を行うなど、一切の妥協を許しません。

4C鑑定でも、エクセルコのダイヤモンドはカット評価の最上位であるトリプルエクセレントを常とし、名門トルコウスキーの名に恥じぬクオリティを貫いています。