※近年の世界情勢による影響について

コロナウィルス感染症や、昨今のウクライナ情勢に伴う物流コストの高騰・物価上昇により、各ブランドの指輪の価格が改定されていることが考えられます。最新の情報については公式HPを確認ください。(2022年4月)

ダイヤモンドジュエリーの作りの違い

指輪を作る方法には、鍛造(たんぞう)と鋳造(ちゅうぞう)の2種類があります。どちらにもメリット・デメリットがあるため「ダイヤモンドジュエリーにはこれが良い!」とは言い切れません。
けれども、生活スタイルやこだわりたいポイントによって、「こんな人にはこの作り方がおすすめ」と提案することは可能です。ここでは、鍛造・鋳造の違いからおすすめの人まで紹介します。

鍛造と鋳造の違い

鍛造(たんぞう)作りとは?

金属を叩いたり曲げたりして指輪の形を作り上げる方法です。金属に含まれている空気を叩くことで圧縮し、組織を鍛え上げます。丈夫なことで有名な日本刀も鍛造製法で作られており、充分な金属を作るための製法です。

メリット

叩いて鍛えることで金属組織のムラを無くし、変形しにくく長く使える指輪になります。結婚指輪は一生つけたいモノ。落としたり踏んでしまったりなど、壊れてしまうタイミングはいくらでもあります。そんな時でも簡単には壊れない強度を指輪に持たせてくれます。
空気を抜いているぶん見た目よりも重みがあり、しっとりとした質感が特徴的。磨くと高級感のある輝きを放ちます。

デメリット

職人が直接金属を削って作るため、複雑なデザインが難しいです。そのため、鍛造作りの指輪はまっすぐでシンプルなデザインがほとんど。1個ずつ叩いて作るので時間とコストがかかるのも難点です。職人の技法によって、強度やデザインの仕上がりが左右されるので、職人や工房選びが重要になります。

こんな人におすすめ

ずっと着けていたい人におすすめです。肌身離さず着けていても変形することがないため、安心して持っていられます。また、職人が手打ちで作るため、他の人と被ることがありません。本当の世界で1つだけのリングが欲しい人にも向いています。

鋳造(ちゅうぞう)作りとは?

樹脂で作った型に金属を流し込んで固める製法です。温めてドロドロに溶けた金属を、あらかじめ作っておいた型に流し込めます。それを冷やすと型の形に固まり指環が完成。簡単に同じものを作る時に向いており、パソコンやタイヤ、フライパンといったあらゆる金属製品を作る時に使われる製法です。

メリット

型次第でどんなデザインも可能です。S字・V字など、型が作りこまれていれば、繊細な飾りも作ることができるので、デザインの幅が広がる点が魅力。多くのブライダルリングにもこの製法が使われており、繊細なジュエリーが大量生産できるのは鋳造製法を使っているからといえますね。
また、人手がいらないのでコストが比較的安く済みます。長して固めるだけなので出来上がりが早いのもポイントです。

デメリット

耐久性が低く鍛造と比べると壊れやすいです。溶かした金属を流し込む際に気泡が入り込むと、金属組織にムラができます。圧をかけていないぶん柔らかいので、本当に安い製品だと手でグニャグニャと曲げることも。ダイヤモンドジュエリーの場合は、ダイヤモンドを紛失する可能性もあります。

こんな人におすすめ

見た目やデザインにこだわりの強い人におすすめ。華奢で細身な造りも再現できるので、自分で考えたデザインでも対応可能です。耐久性は低いので、普段使いではなく、記念日やイベントがある時など着けるタイミングを決めて着用すると良いでしょう。

鍛造と鋳造は漢字は似ていても、まったく違った長所や短所を持っています。ファッショナブルに使うか、常に身に着けるかで選ぶと後悔のないジュエリー選びができそうですね。

内甲丸仕上げは着け心地が良い

強くて壊れにくい鍛造製法は、仕上げ型によって着け心地の良い指輪になります。その代表が「内甲丸」仕上げです。

内甲丸仕上げとは?

指輪の内側がなめらかなカーブを描いている仕上げ方です。指輪はちゃんとした加工をしなければ、平面で角が残っています。そのままだと角が指に当たって痛みを感じることも。中には角があるほうが着け心地が良いと感じる人もいるかもしれませんが、大多数の人は指に優しい内甲丸仕上げを選びます。
しかし、内甲丸仕上げも職人の腕によって仕上がりが異なるもの。角が残ると痛いですし、丸みをつけすぎるとするっと指輪がとれてしまう可能性もあります。
毎日指輪をつけたい人は、着け心地も重視して選ぶようにしましょう。

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